平成26年(2014年)御法座のご案内

2014年01月23日 16:41

春彼岸法要

3月21日より3月23日迄

讃仏講師 光国寺住職(大分)

稲田 静真先生

 

永代経法要

5月19日より5月21日迄

讃仏講師 真証寺住職(奈良)

高澤 邦雄先生

 

お盆法要

8月2日より8月4日迄

讃仏講師 慈光寺前住職(大阪)

高田 慈昭先生

 

秋彼岸法要

9月21日より9月23日迄

讃仏講師 妙連寺住職(大分)

蓮谷 啓介先生

 

―蓮谷先生のことば―

私は京都の一般の家庭に生まれ育ちましたが、今から8年前、結婚を機縁に妻の実家である大分のお寺に入らせていただきました。ですから、初めに好きだったのは阿弥陀さまではなく妻でした。

今では多くの方のお育てによりお念仏申す身となりましたが、いつも尊くお聞かせいただくことは「阿弥陀さまは、好きになったら…お念仏したら…救ってあげるという仏さまじゃないよ。阿弥陀さまは私が好きになる前から、お念仏申す前から、私の命にかかりっきりの仏さまなんだよ」ということです。

その阿弥陀さまとの出遇いの中で、忘れていた昔のことを思い出しました。私の両親は共働きで、朝から晩まで仕事と家事に追われながら兄弟二人を一生懸命に育ててくれました。ところが「親の心子知らず」で、私は両親の言うことを聞かない子どもでした。

特に母は口うるさく、何度も何度も細かなことを注意してくることが嫌いでした。そしてもっと嫌いだったことは、注意した後で必ず「あんたのために言ってるんでしょ」の決めゼリフです。この「あんたのため」がとても煩わしかった私は、中学生だったある日、思わず「何度も何度もうるさいなぁ。誰が産んでくれって頼んだんや」と、母親に対して決して言ってはならないことを言ってしまったのです。

ところが、次の日からも母は朝から晩まで働いて、私を高校、大学と出させてくれました。

そして、社会人になって数年がたったある日、私は妻と出あい、「この人と結婚したい。そのためには大分のお寺に入って僧侶となる」と両親に告げました。

この時、母は非常に戸惑ったと思います。私は長男でしたから、私を産み、苦労して育てるなかでいつか長男の家族と一緒に暮し、年老いていくことを夢みることもあったのでしょう。母からはしばらく返事がありませんでした。そして数週間がたったある日、ついに返事をくれたのです。それは「あんたの人生なんやから、好きにしたらええよ」と、静かで優しい返事を今になって気付かされます。その返事は中学生の頃、私があんなに嫌いだった「あんたのため」という母の決めゼリフそのものでした。最後まで全く両親の思い通りにならない私でしたが、この命は初めから最後まで両親の「あんたのため」で貫かれていたのです。

そんな私を救うことに一生懸命な阿弥陀さまのお慈悲に出遇い、私は母に決して言ってはならないことを言ってしまったことを思い出したのです。そこで、私の誕生日が来たとき、自ら母に電話して「産んでくれてありがとう」と言う計画をたてました。ところが、失敗です。当日の朝、携帯電話が鳴り母の方から先に「誕生日おめでとう」と言われてしまいました。母の「あんたのため」の決めゼリフは昔の話ではなかったのです。親の願いはいつでも子の思いより先に、今も昔も変わらずに、私目当てに届けられていました。

今、この身にかけて気付かされます。阿弥陀さまの親心は子である私の思いよりずっと先に、初めから「南無阿弥陀仏」とはたらき通しでした。「あんたのため、あんたのため」と私のありったけを懐(いだ)きとり、うれしい時も悲しい時も常にご一緒くださって「あなたを救う仏はもうここにいるよ」と、お念仏となって一生懸命にはたらき続けてくださいます。

-みんなの法話より抜粋―

報恩講法要

11月9日より11月12日迄

讃仏講師 元敬愛高校校長(福岡)

香川 孝志先生

 

 

《定例法要》 毎月7日  昼1時半より

 

 

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